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AsiaBSDCon は、BSD ベースのシステムの利用者・開発者のための国際会議です。次回の会議は、2007 年 3 月に東京で開催されます。どなたでも参加できますが、特に FreeBSD, NetBSD, OpenBSD, DragonFlyBSD, Darwin, MacOS X などを使ったシステムの開発や導入、利用をしている方におすすめです。AsiaBSDCon の目標は、技術的な国際会議であること、そして技術的な論文や講演を集め、最新の開発成果を共有できるよう、オープンソースコミュニティに広く公開することにあります。(日本語版概要文 PDF)


プログラム委員

  • George Neville-Neil (Program Chair)
  • Junho Choi
  • Joseph Koshy
  • Sam Leffler
  • Xin Li
  • Hiroki Sato
  • Michael C. Wu

投稿日程

2006 年 8 月 18 日
論文投稿およびプレゼンテーションの募集開始
2006 年 11 月 1 日 2006 年 12 月 1 日
論文投稿およびプレゼンテーション募集の締め切り
2006 年 12 月 1 日 2007 年 1 月 10 日
論文採録通知期限
2007 年 1 月 31 日
最終論文受け付け期限

投稿方法

まず、2 ページから 5 ページ程度、英語で書かれた extended abstract の形式で投稿ください。特に書式に規定はありませんが、分量が多過ぎるなど、明らかに不適切と判断されたものは、再提出をお願いすることがあります。投稿は技術的な裏付けに基づいたものであり、かつ次のような内容を示すものでなければなりません。

  • 重大な問題への取り組みや、実際に取り組んだ経験
  • 活発な作業の成果
  • 論文にまとめる価値があるような進捗の報告
  • 既存の主張を裏付ける、あるいは退けるようなデータの報告

本会議では、BSD に関連するシステムにおける、あらゆる技術的な分野を興味の対象としています。たとえばユーザアプリケーション、新しいインタフェース、ネットワーク機能、組み込むシステム、セキュリティ、デバイス対応、カーネルの外・中を問わずシステムに関する話題などが、例としてあげられるでしょう。

abstract や論文は、ASCII 形式、Postscript 形式、PDF 形式のいずれかの形式で、こちらの投稿フォームを使用して投稿してください。投稿する上での疑問点や、システムのトラブルなどが発生した場合は、 宛に電子メールでお問い合わせください。関連する成果を把握していることを示すために、参考文献は過不足なく書きましょう。また、もし可能であれば、実際に動作する実装があることや、検証のためのツールがあることを示す詳細な情報も入れてください。投稿論文は、その内容が高い品質を持っているか、その内容がコミュニティの興味の対象であるかを元に、採録の可否が判断されます。技術的なものではない、商業的な事業開発や製品の宣伝といった内容は、採録の対象にはなりません。

投稿論文には、新規性が必要とされます。他の会議ですでに発表されたものであってはなりません。同様に、本会議が終了した後に、本会議で採録された論文を、内容を変更せずにそのまま他の会議で発表したりしないようにお願いします。また、本会議では論文をすべて「オープンソース」であると考えておりますので、守秘契約などの制限が必要なものは、受理の対象にはなりません。

投稿論文の著者には、2006 年 12 月 1 日 2007 年 1 月 10 日までに、採録の可否を伝える通知が送られます。論文が採録された場合は、2007 年 1 月 31 日までに最終論文を作成してください。この最終論文は、本会議の公式ウェブサイトで公開したり、proceedings に収録するために使われます。最終論文の作成については、必要に応じてプログラム委員から指示が出ることもあります。

採録された論文の著者には、会議当日のプレゼンテーションをお願いします。また、最終論文は図版や付録を含んで 12 ページを超えてはなりません。

自分の書きたい論文が投稿に値するかどうかといった相談や、本会議の目指す内容についての疑問点などがありましたら、 までお問い合わせください。


招待講演

プレゼンテーションやディスカッションでは、BSD で今まさに注目を集めている新しい開発成果や、実際の経験談などを披露する場です。それに対して招待講演では、非常に技術的なものから、現在の動向などの調査に基づいたものに至るまで、時宜を得た興味深い話題を取り扱った講演を目標としています。本会議では、「こういった話題が聞きたい」という要望や、「ある特定の話題についての講演がしたい」という提案を募集しています。提案には、講演の中心的な話題、全体の構成を簡単にまとめたものを入れ、その話題が BSD コミュニティの興味の対象だと考える理由を添えてください。招待講演の提案は、電子メールで までお願いします。


チュートリアル

AsiaBSDCon では、BSD コミュニティのエキスパートによる、全日・半日のチュートリアルを開催します。チュートリアルでは、「カーネルがどうやって動作しているのか」といったものから、「BSD システムのセキュリティを向上させるための管理法」といったものまで、幅広い話題を扱います。

チュートリアルの品質をより高めるため、みなさんからのチュートリアル講演の提案を募集しています。チュートリアル講演に興味をお持ちの方は、 までメールでご連絡ください。


展示

本会議では、各種企業様・団体様が利用可能な展示スペースを用意しています。展示のお申し込みは、 までお問い合わせください。


BoF セッション

BoF (Birds-of-a-Feather) セッションとは、ある特定の話題について興味を持った本会議の参加者が、互いに集まってくだけた雰囲気で意見を交わすという時間です。BoF は、本会議の会期中、日没後に予定されています。


Work-In-Progress レポート

本会議の参加者に報告したい成果や、まだ論文にできるほどまとまっていないけれど面白いアイディアがある、という方はいらっしゃいますか? 本会議の参加者に披露すれば、きっと貴重な意見交換ができることでしょう。本会議では、学生の手による成果も歓迎します。このような、短いレポートを報告したいという提案は、ぜひ までお送りください。